HTML文書中でリンクの設定をされているテキスト部分をアンカーテキストといいます。
例えばYahoo! JAPANの場合、「Yahoo! JAPAN」の部分です。メインサイトで使用しているキーワードを、アンカーテキストに使用してリンクを設置することはSEOにおいて効果的とされています。
アンカーテキストペナルティとは、被リンクのアンカーテキストについて、自動生成された完全一致のキーワードによるリンクが大量に張られているなど著しい偏りが見られた場合(リンクスパム)などに、検索エンジンが不自然だと判断し、ペナルティとして検索順位を急激に下落させることをいいます。
リンクスパムが横行した際にGoogleがアルゴリズムを調整してこうした処置がとられるようになりました。
なお、例えば「今いるページから、サイト内の関連記事に移動したい」などユーザーがサイト内で望む行動をとりやすいように、同一ドメイン内で完全一致のキーワードで内部リンクを張ることはリンクスパムとはみなされないようです。